http://japan.cnet.com/news/service/35093750/
Evernoteがプライバシーポリシーを変更へ–一部の社員がコンテンツを閲覧可能に
結局批判が殺到したということで、この方針変更は撤回ということになったようですが、こういうことを批判されないとユーザーが離脱する可能性があることがわからないのはちょっと厳しいですね。
Evernoteも営利企業ですから有料ユーザーを多く集めたいのは十分理解できますが、今年は無料ユーザーは3台以上のデバイスでの利用は有料コンテンツになるプラン変更があり、これも賛否ありましたが、今回の自分のコンテンツを許可無く社員が閲覧できるのは(もしかしたらこっそりはやってるのかもしれないけど)さすがにオープンにされたらいいよとは言いにくいですよ。
私はメモ帳代わりに複数のスマホやタブレット、パソコンなどで5年以上Evernoteを使ってきましたが、併用で使ってきたGoogle Keepで十分代替できることがわかったので、今年の後半からはGoogle Keepへ一本化してEvernoteはほとんど使っていません。
またFacebookもお友達やフォローしている人を関連のある方ごとにリスト化することで、投稿を見やすくして使っていましたが、最近そのリストがデフォルトでは出なくなって(お気に入りという項目が消えた)何クリックかしないと出てこないように改悪されてしまった。(スマホやタブレットのアプリではそのまま出るものもあるけど)
Twitterも見たい投稿よりも広告が多く出るような感じなった感じもあって、ぐっと利用頻度が減った気がする。
どれも「タダ」で利用させて頂いているので、文句言える筋合いがないのは十分すぎるくらいわかっています。
仕事柄もあって、とりあえず話題になるかもしれない新サービスは手を出してみて(お客さんに聞かれた時にわからないと困るのもあって)みてますが、その大半はマイブームにならずそのままほったらかしになることが多いです。
Evernoteのように長年に渡り数多くのユーザーを有しているサービスでも、今回のようなユーザー心理を逆なでするようなポリシー変更を打ち出したことで(その後撤回したものの)もしかしたら多くのユーザーを失ってしまうかもしれない可能性があることは、本当に怖いですね。
iguchifumihito.com